渡田中学校(内元博文校長)バドミントン部の1年生・小松崎萌歌さんが、8月11日に行われた全日本ジュニアバドミントン選手権大会神奈川県予選に出場。中学1、2年生と小学生が出場する「女子新人シングルスの部」で準優勝を果たし、全国大会への切符を手にした。
川崎ブロック予選を1位で通過した小松崎さんは、県大会でも持ち前の粘り強さを武器に年上の2年生選手を次々撃破。準決勝で横浜ブロック1位の選手を相手にストレート勝ちを収め、部史上初となる全日本ジュニアバドミントン選手権大会出場を決めた。
小学1年生でバドミントンをはじめた小松崎さんは、2、4年生時に全国大会でベスト16に入った経験を持つ。中学生として初めて臨んだ県大会では、ベスト8で敗退し、涙も流したが「悔しいのは一日だけにして、切り替えよう」とすぐに前を向いた。翌日からは顧問の川上教諭とマンツーマンで、課題のレシーブの猛特訓を開始。今大会での要所で粘りを生んだ。
全国大会は9月12日から15日にかけて、高知県南国市で開催される。初日の12日は、期末試験の最終日。学校で午前中に試験を受けた後、高知へ出発する。テスト前の1週間は部活動がないため、家庭でのテスト勉強と並行して、富士見の川崎市体育館などで自主練習を積む予定だ。
2年生も出場する大会だけに、目標はまず1回戦突破。「やってきたことを全部出したい。全力で戦います」と意気込みは十分だ。
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