意見広告・議会報告
市政報告 『地域の声で実現できました』 日本共産党川崎市議団 片柳 すすむ
市議会議員としての1年を振り返ると、地域の皆さんの声の大事さを感じることばかりでした。候補者時代から、公園をまわって子育て世代のみなさんに願いを聞き、地域や諸団体の方々にも要求を伺ってきました。市議会での私の発言の一つひとつが、多くの方々の願いを背負っている責任の重さとともに、やりがいも感じた1年でした。
『三の辻』の電柱撤去
印象深いのは、三の辻交差点(渡田山王町、小田一丁目、京町一・二丁目の境)の歩道中央の電柱の移設です。医療生協京町支部をはじめ、市民アンケートや近くの店舗などから「雨の日は傘が邪魔」「自転車やベビーカーが車道しか通れない」といった声を伺いました。議会で紹介し、また地域の皆さんと現地調査をしながら要望して、この3月に電柱が撤去されることになりました。粘り強く取り組まれてきた地域の皆さんに心から敬意を表したいと思います。
町内会会館の整備補助
宮原春夫前市議が地域の皆さんとともに要望してきた町内会館・自治会館の整備補助事業がスタートしたことも、大きな前進でした。川崎区内ではこの制度を利用して、日進町会館にエレベーターが設置され、私の地元の新川通町内会館も新しく建て替わりました。昨年5月の簡易宿所火災の際には、日進町会館が被災された方々の一時の避難場所となりました。私もその際伺って、会館が地域の救援活動にかけがえのない役割を果たしていることに感嘆させられました。
旧・新川通町内会館は「震度6で倒壊の恐れがある」と指摘されていました。私も廃品回収や地域の様々な行事などを通じ、町内会館の重要性を感じていましたので、「仮に補助が受けられず建て替えられないまま倒壊するようなことになれば、自治・防災の活動拠点がなくなってしまう」「着実に受けられるよう、予算規模の確保と耐震性に疑問のある会館を優先的に補助する対応を」と市議会で質問しました。来年度も同規模の補助を続けること、築年数や耐震性を考慮することなどの答弁がありました。
認可保育園・特養ホームの増設を
「地域住民が交流できる場所がほしい」「市民生活に役立つ施設にしてほしい」。地域の皆さんが長い間要望してこられた境町の県職業技術校跡地に、この4月から特養ホーム『境町フェニックス』と認可保育園『境町パイナップル保育園』がオープンします。
「無理心中は絶対ダメだけど、その辛い気持ちは良くわかる」という家族の介護施設を探されている方から話を伺いました。「費用面でも、介護の質の面でも、安心して入れる特養ホームを増やしてほしい」という願いは切実です。
認可保育園の不足も深刻です。求職中の女性から「認可保育園に入れず、認可外保育園の費用が毎月7.5万円。家族の給料の半分が消える」と切実な訴えを伺いました。
特養ホームの入所待機者は5035人、すぐにでも入所したい方は3662人(2015年10月時点)、認可保育園に入所できなかった「不承諾数」は過去最高の3007人(2016年4月入所)です。日本共産党は、300億円の羽田連絡道路など不要不急の大型開発をやめて、これらの施設を増設するよう提案しています。
どの要求も、地域の皆さんの声なしには実現できませんでした。これからも地域の声の実現に私も力を尽くしてまいります。
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あしたの川崎・日本維新の会市政報告3月28日 |
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3月28日
3月28日
3月21日