元参議院議員の斎藤文夫さんが所有する浮世絵を無料で公開する「川崎・砂子の里資料館」が9月17日、惜しまれながらも休館した。福田紀彦川崎市長が訪れ、斎藤さんに感謝状を手渡した=写真。
福田市長は「日本の宝である斎藤コレクションを多くの方に見に来ていただいたのは誇り。お礼を言いたい」とこれまでの労をねぎらった。
斎藤さんは「今後も日本の民族文化である浮世絵を別の形で皆さまに発信するとともに、川崎の文化発展のためにも尽力していきたい」と意気込みを語った。
同資料館は2001年に斎藤さんが自宅を改築して開館。旧東海道の歴史や浮世絵文化の拠点として区民や愛好家らに親しまれてきた。これまでは妻の富美子さんとともに手弁当で運営してきたが、自前で行うには体力的に限界があると感じ、休館することを決めていた。
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