建て替えに伴う川崎市役所本庁舎のお別れイベントが10月14日〜16日に実施された。見学ツアーや建物内部を探検できるイベントなどが企画され、市民など3518人が訪れた。
川崎市役所本庁舎のシンボルともいえる時計塔の内部が見学できるイベントは、定員オーバーの人気ぶり。参加者はヘルメットをかぶり、狭くて急な階段を昇降。市職員による建物構造などの説明に耳を傾けていた。イベントに参加した川崎区在住の浜本信久さん(69)は、「この時計塔は川崎に住んで40年、ずっと見てきた。解体前に良い記念になった」と話していた。
また時計塔に関して、当時を知る関係者の話から、時計塔が戦時中に被弾した可能性も浮上している。市職員は「解体前にタイルを剥がして調査を実施する。その傷跡が判明すれば貴重な資料となるかもしれない」と話す。
![]() 再現した市長室で記念撮影
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