JR東日本は幸区北加瀬に子どもからシニアまでの多世代が交流できる「街」づくりの開発を進めている。2018年春の完成予定で同社は「地域とともに成長できる街をつくっていきたい」としている。
名称は「コトニアガーデン新川崎」。JR横須賀線「新川崎駅」から徒歩10分ほどの距離にある幸区北加瀬2丁目のJR社宅跡地に開発する。JR東日本グループのデベロッパー、ジェイアール東日本都市開発が事業主となり、2018年春の開業を目指す。
JR東日本では多世代交流をテーマにした子育て支援と高齢者福祉の複合施設を「コトニア」ブランドとして展開。これまで赤羽、吉祥寺、国立などで開発を手掛けているが、同ブランドでの「街」づくりに着手するのは今回初めてとなる。
約1万1600平方メートル敷地面積には5階建ての賃貸住宅をはじめ、3階建ての店舗2棟、4階建ての高齢者福祉施設、2階建ての認可保育園、広場を整備。
賃貸住宅は1LDK、2LDK、3LDKなど全6タイプの間取りを用意し、全60戸。店舗棟はスーパーマーケット、カフェ、ベーカリー、フィットネスジム、クリニック、学童保育、習い事教室などが入る。
高齢者福祉施設は介護付き有料老人ホーム、看護小規模多機能型居宅介護事業所、居宅介護支援事業所を開設する。
約3000平方メートルの広場は、子どもが遊べる遊具エリア、芝生エリアなどを整備。発表会などが開くことができるステージなども設け、オープン後は季節ごとのイベントや多世代、地域交流などの催しを開く計画もある。
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