川崎銀柳街商業協同組合(小島照彦理事長)が自主管理活動として商店街内の見回り活動を行っている。
同組合が頭を悩ませる問題の一つとして、商店街内のはみ出し陳列、置き看板がある。これまでに行政機関や警察から再三警告をうけているという。道路上の無秩序な利用により、自転車と通行人の衝突事故が生じていることや、緊急車両の妨げになることなどが理由だ。以前実施していた道路中央でのワゴンセールが認められなくなるなど、商店街の活動が縮小させられるようにもなった。そこで組合として、はみ出し陳列や置き看板を自主的に管理する動きが出てきた。
現在は毎週月曜日に2人体制でのパトロールを行っており、違反店には注意喚起を促す文書を手渡し、記録を取っている。
実際にパトロール活動に同行したところ(16日)、違反店舗は12店舗だった。6月に見回りを開始した当初は約30店舗あったとのことなので、一定の効果はあるといえるが、違反店舗は常態化しており、更なる対策も必要のようだ。
同組合事務局は「これからも自主活動としてのパトロールを続け、商店街に来て下さるお客様が安心してお買い物を楽しんでいただける環境をしっかり作っていきたい。また夜の客引き行為に対しての取り組みも強化したい」と語った。
同組合は「川崎銀柳街 街づくりルール」を策定し、街の風紀を守りながら商店街の更なる活性を図る活動を展開している。
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