川崎市は、市内の公園やベンチなどに民族を中傷する落書きが29カ所50件にのぼったことをこのほど、発表した。
落書きは今月6日に高津区久地で発見。中原区や高津区、多摩区を中心に見つかり、川崎区でもポスターに落書きが行われていた。
発見された落書きには「朝鮮人こそ反日ヘイト」「朝鮮人こそレイシスト」などと書かれ、筆跡は似ているものが多いという。市では人権侵害にあたることから法務局に連絡。各区から警察に通報や被害届を提出し、6月21日時点で45件の被害届が受理されたとしている。
在日コリアンをはじめ、外国人市民へのヘイトスピーチ(憎悪と差別の扇動表現)をめぐっては、今月3日に川崎区富士見の川崎市教育文化会館で予定されていた講演会がヘイトスピーチに反対する市民ら約500人の抗議によって中止になった経緯がある。
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