川崎区港町在住の堀田実希さんが、飲食店で外国人観光客の受け入れに役立ててもらおうと、様々なノウハウを紹介する『英語ができなくてもできる!訪日外国人からの評判を高める飲食店の対策集(旭屋出版)』を5月16日に刊行した。
堀田さんは海外生活の経験を生かして、訪日インバウンドに関するコンサルティング事業を設立。セミナーなどを行う中で参加者たちが知らなかったことや、役に立った事例を一冊の本にまとめた。
同書は外国人観光客向けのメニュー表記の仕方、ハラル(宗教で豚肉や酒の飲食が禁じられている)の人とのコミュニケーション法を解説。誤解からくるトラブルを防ぎ、外国人観光客に選ばれる店作りを後押しする。市内のインバウンド向け商材や飲食店も紹介している。
堀田さんは「川崎名物のくず餅は、実はハラルの人も食べられるスイーツ。地元の人が気付かない、外国人観光客が求める商材がある」と同書をヒントに顧客拡大に繋げてほしいとする。
四六版の240ページで税抜1800円。丸善ラゾーナ川崎店で販売するほか、市立川崎図書館でも読める。
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