近年、市内では複数の飲食店を低料金で楽しめるイベントが盛んだ。南武線武蔵新城駅と武蔵溝ノ口駅周辺で行われているのは地域の不動産オーナーが仕掛けたイベント。SNSから始まり、参加者数の拡大や団体発足など盛り上がりを見せている。
南武線武蔵新城駅と武蔵溝ノ口駅南口周辺で昨年から行われているのは、1000円で料理が楽しめる「1000ベロ」。新城では、市内最大級の参加店舗数に上るなど、盛り上がりを見せている。
開催のきっかけはSNS「フェイスブック」の地域情報交換グループ。グループ名「ふらっと武蔵新城」と「ふらっと溝の口」は不動産管理業を営む石井秀和さんと越水隆裕さんが開設した。二人は「入居者の満足を突き詰めていくと街の価値を上げることが重要」という考えで新城と溝口地域でそれぞれ活動し、交流している。
石井さんが2年前に「ふらっと武蔵新城」を開設すると、越水さんも「ふらっと溝の口」を開設。「ふらっと溝の口」の登録者数1千人突破記念に溝口で開催した「1000ベロ」を、新城が取り入れた。
新城では、6月開催時58店舗が参加。飲食店以外に物販やサービス業の店舗も参加する。開催期間中に各店が提供した「1000ベロ」メニューは約5千セットに上る。
一方、溝口は1000ベロに参加した飲食店らが、任意団体「溝の口駅南口笑点街」を発足。現在、19店舗が加盟する。同団体は飲食店以外も参加し、1千円でぶらぶら遊べる「1000ぶら」を8月17日から開催する。親子で参加しやすいよう初めて昼に企画した。
石井さんは「新城は飲食店が多い。地元に美味しい店があることを知ってもらいたかった」と話し、越水さんは「参加者、店同士で、顔見知りを増やしてもらいたかった」という。イベントではSNSで情報交換していた人同士が初対面して交流する様子もあった。
二人は「街を好きになり、住み続けてもらうことが目的。SNSも1000ベロも街を盛り上げる一手を担えているなら嬉しいし、今後も街の魅力を知ってもらうきっかけを仕掛けたい」と話す。
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