川崎市議会で19日、「川崎市議会高校生議会」が開かれた。「高校生議会」は、選挙権年齢が18歳に引き下げられたことに伴い、若年層に市政を身近に感じてもらおうと昨年から実施している。
議会には市立高校5校(川崎、幸、川崎総合科学、橘、高津)から31人が出席した。
松原成文議長は「政治は自分たちには関係ないと思っているかもしれないが、実は水道、バス、学校などにも関わる身近なもの。今日の議会でそれを感じてもらえれば」と挨拶。
生徒らは「川崎駅周辺のバリアフリー化」、「川崎市歌を広めることで元気な川崎市を創る」、「『スポーツ振興』を通して考えるこれからの川崎」、「世界中の人が暮らしやすい社会づくり」、「交通事故が少ない町へ」の5つの協議テーマをもとに委員会に分かれ、市議会議員と共に意見交換などを行った。
最後に高校生議員たちは議場に戻り、各委員会で作成した提言について報告。全員で採決を行い、全員起立により全ての提言が可決し、閉会した。
スポーツ生き生き委員会(『スポーツ振興』を通して考えるこれからの川崎)の委員長を務めた川崎総合科学高校2年のアハメド・フザイファさんは「政治と聞くと国会に目が行きがちだが、市議会は自分の身近にある機関だと分かった」と話した。
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