「オール川崎」で在日コリアンをはじめ、外国人市民への差別やヘイトスピーチの根絶を目指す市民団体「『ヘイトスピーチを許さない』かわさき市民ネットワーク」は今月9日(土)、川崎市労連会館5階ホール(川崎区東田町)で学習会を開催する。午後2時から4時。費用は資料代として300円。
テーマは「実効性のある条例制定へ前へ、前へ。ともに」。特別講演には、差別や排外主義と対峙してきた精神科医の香山リカ氏が登壇。「ヘイトスピーチの根絶を目指して」と題して講演する。また、川崎市に先行して国立市が制定したあらゆる差別を禁止した条例について、上村和子同市市議から報告。同ネットワークによる活動報告や行動提起も行われる。
同ネットワークは、2015年11月、16年1月にヘイトデモによる川崎区桜本地域への襲撃に端を発して結成し、人種差別を撤廃する条例の制定を求めて活動を展開。これに川崎市議会も呼応し、積極的に根絶への歩みを進めている。こうした中、川崎市は人種差別撤廃を含めた実効性のある人権に関する条例の制定に向け、前向きに検討する姿勢を示している。
学習会は、実効性のある条例制定へ向けて市民の思いを結集し、議会審議を後押しするために開催する。
|
<PR>
川崎区・幸区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|