川崎南部を中心に行われている無料健康講座「みんなの健康塾」の受講者数が13万人を突破した。
みんなの健康塾は、多くの市民に病気や医療についての知識を深め、健康維持・増進に役立ててもらおうと、川崎幸病院などを運営する社会医療法人財団石心会グループが中心となり、一般社団法人みんなの健康を設立して取り組んでいる。
2012年10月から始まり、今年7月31日までに2405講座を開講。講師には、石心会の医師や看護師、理学療法士、検査技師のほか、地域の医師や薬剤師が登壇し、講演を行っている。
13万人に到達した7月9日はミューザ川崎シンフォニーホール(幸区大宮町)で「夏こそ要注意!沈黙の臓器、腎臓からのサインに気付け」をテーマにした4部制の講演会を開催し延べ600人が出席した。
参加者は腎臓病に対しての運動の重要さ・効果、適切な運動量などの解説に耳を傾け、ちょっとした運動を行った。「内容がたくさん。大変勉強になった。家でできることは実行していきたい」「特に食事は毎日のことなので意識して取り組みたい」との声が聞かれた。
みんなの健康事務局によると、講座にはリピーターも多く、「市民の学びたいという意欲がここまで実施できた原動力」という。今後も「地域の皆様の健康に役立つ情報を提供し続けていきたい」とも語る。
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