幸区鹿島田周辺の住民で組織する「鹿島田・新川崎まちづくりの会」が南武線鹿島田駅前の踏切の混雑解消を求め、今月21日、鹿島田駅前で署名活動を行った。
会によると鹿島田駅前の踏切は平日午前7時30分から8時30分の1時間で遮断機の下りている時間は40分以上になり、時には20分以上の間、下りたままの「開かずの踏切」になる時もあるという。自転車利用者の中にはしびれを切らし、遮断機をくぐり抜ける人がいるなど、危険な状態にある。
川崎市が計画する南武線立体交差事業は完成までに20〜30年が予想されるため、会は混雑解消の緊急対応として、警報時間の短縮と踏切内歩行者用歩道の拡幅を求める。
会員の佐藤好行さんは「事故が起きてからでは遅いので、少しでも改善したい。踏切の問題だけでなく、住みよい町にするために、一緒に考えるようになれたらと思う」と語った。
署名活動は10月から始め、この日で4回目。これまでに400筆弱の署名が集まっているという。年明けに川崎市とJR東日本に提出をする予定。
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