川崎区の浅田小学校を拠点に活動する「浅田1・2丁目子ども会野球部」の6年生10人がこのほど、6年生を送る会をもって同部を卒業した。
この代は、創立50余年の同部を初めて市大会優勝に導くなど、部の躍進に大きく貢献。卒業までに11大会で優勝し、獲得した優勝旗とトロフィーは同部史上最多数。持ち味は「考える野球」。プレー一つとってもメンバー間で意見を交わし、主将の稲葉煌亮(こうすけ)さんがそれらを上手くまとめ、的確な指示で引っ張ってきた。
6年生を送る会では、卒業生一人一人がこの1年間の出来事を発表した。メンバーらは監督、コーチ、家族へ感謝の言葉を伝えたほか、チームを引きつぐ後輩たちへエールを送った。稲葉さんは「笑ったり泣いたりと、楽しく思い出に残る会でした」と語った。
同部の飯岡悟監督は「長年監督をしてきた中でもトップ級に強い代だった。新6年生たちも力は十分あるので、彼らに近づけるように活動していきたい」と語った。
卒業生が優勝した主な大会=関東学童川崎区大会(5年)、第37回川崎区子ども会連合会野球大会、第68回川崎市子ども会連盟野球大会ほか。
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