福田紀彦川崎市長は3月26日、羽田空港新飛行経路の運用に関する対応ついて、東京都の松原忠義大田区長とともに、赤羽一嘉国土交通大臣あてに要望書を提出した。
羽田空港新飛行経路が3月29日から運用開始されたが、2月に行われた実機飛行確認において、想定を超える騒音の大きさや見た目の圧迫感などについて地元住民からの意見が出された。また石油化学関連企業からは屋外での安全操業に支障をきたす恐れがあること、研究機関などからは騒音・振動による精密機器や実験動物の飼育への影響が確認された。これらを踏まえ福田市長は「騒音・振動影響の大きい機材によるB滑走路からの離陸の運用見直し及び建物への補償対策の実施等について」として以下の5点について要望を提出した。【1】騒音・振動影響の軽減対策【2】防音工事助成制度の拡充【3】騒音測定局の増設【4】コンビナート上空飛行における安全対策【5】市民への丁寧な説明。
同じく松原大田区長は騒音影響への対応、安全対策の強化、空港周辺地域への対応などについて要望書を提出した。
要望書は和田浩一航空局長に手交した。
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