市政報告 市立小学校全校に防犯カメラ設置! みらい川崎市議団 たむら 京三
昨年5月の通学中に発生した登戸児童殺傷事件。今年度、未設置の73校に約300台の防犯カメラを設置し、市立小学校全校に防犯カメラが設置されることになります。すでに取り付けらている小学校の防犯カメラは、新設される防犯カメラと機能的な違いがないことも確認。運用は、登下校の通学時間帯に常時モニター監視するのではなく、2週間程度録画した画像を保存しておくとのことです。防犯カメラだけでは定点的な監視になってしまうため、あわせて、防犯対策としてスクールガードリーダーの存在は、犯罪の抑止力に非常に有効な人材です。改めて要望したところ、今年度は幸区、中原区、宮前区、多摩区、麻生区に各1名増員されるとのことです。
今後も子ども達の通学の安全のために、スクールガードリーダー全校配置に向けて取り組んでまいります。
非常用発電機「バッテリーあがり運転できず」
昨年度、全ての市立学校の体育館に非常用発電機の設置が完了しました。すでに設置されている発電機の保安管理業務委託の報告書を見ますと、「エンジン発電機が起動出来ませんでした。バッテリー充電をお願いします」との記載がありました。非常時に使用する発電機にも係わらず、バッテリーがあがって運転できないとは、危機管理意識がないのではないでしょうか?灯油式発電機を採用したことは、非常時に各家庭にも灯油が備蓄されていることなど、燃料を入手しやすいことを考慮されたと思いますので評価できますが、始動できなければ燃料がいくらあっても意味がありません。常に設備が万全に保たれるような維持点検を実施するべきではないでしょうか?と質すと、今後、非常用発電機が適切に使用できるよう維持管理に努めるとの回答でした。定期的な維持管理点検や自主防災組織への運転指導も必要です。教育現場ではなく、危機管理室または各区の危機管理担当が維持管理するべきと要望しました。今後の適切な管理に注視してまいります。
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11月22日
11月15日