川崎大師平間寺(川崎区大師町)に公式キャラクターが登場した。
名前は「ひらまくん」。川崎に住む、5月5日が誕生日の男の子。性格はいつも元気いっぱいで、ついつい手を合わせてしまう。尊敬する人は弘法大師。得意なことはみんなとすぐ仲良しになれること。好きなことはみんなと一緒に川崎大師にお参りすること。
デザインしたのは平城遷都1300年祭の公式キャラクター(現奈良県公式マスコットキャラクター)「せんとくん」の作者である彫刻家で東京芸大大学院教授の籔内佐斗司(やぶうちさとし)さん。
昨年夏、同寺での講演会の後に藤田隆乗貫首と籔内さんがオリジナルキャラクターの話をしたことがきっかけで実現した。
「ひらまくん」は平間寺の名前の由来にもなった武将・平間兼乗(ひらまかねのり)の子どもの頃がモチーフになっている。
同寺の起源は約890年前、無実の罪で尾張国を追われ、川崎に住み着いた平間兼乗が漁師をしていた時、夢のお告げに従い海中から弘法大師像を引き揚げ、この像を祀ったことにある。
当初は今月3日から5日の「川崎大師子どもフェスタ」でのお披露目予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止となったため、フェイスブックや広報誌で紹介された。
同寺広報室によると現在着ぐるみも制作中で、今後イベントなどで登場することもあるという。また記念品の制作も予定している。
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