江戸時代後期の浮世絵師歌川広重「名所江戸百景」の前期展覧会が川崎区駅前本町の「川崎浮世絵ギャラリー〜斎藤文夫コレクション〜」で6月20日(土)から始まる。
広重は名所絵の第一人者として人気を誇り、「名所江戸百景」は最晩年の傑作。広重の描く江戸の風景について「桜や梅など花々の香り、船頭の汗の匂い、突然の雨音や鳥の羽ばたきなど、観る者の五感を満たしてくれる」と同ギャラリー。また、「大はしあたけの夕立」は、オランダのポスト印象派の画家ゴッホが模写したことでも知られる。展覧会は全120図の錦絵シリーズを春夏秋冬順に前期・後期に分けて紹介。川端玉章の「魔除けの神 鍾馗(しょうき)」も関連展示する。
斎藤コレクションは屈指の浮世絵コレクターである斎藤文夫氏(川崎区砂子)の収集品を指す。
7月12日(日)まで。開館時間は午前11時から午後6時30分、入館は午後6時15分まで。休館日は月曜日。入館料は一般500円、高校生以下は無料。問い合わせは、同ギャラリー(【電話】044・280・9511)。
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