意見広告・議会報告
県政報告 新型コロナウイルス感染症「検査の神奈川モデル」発進! 県会議員(川崎区選出)公明党 西村くにこ
新型コロナウイルス感染症第1波。私のもとには発熱した県民の方から「PCR検査が受けられない」「かかりつけ医に受診を断られた」「保健所では病院を紹介してくれない」といったご相談が相次ぎました。
その当時は今よりも情報が十分でなく、不安に駆られた方が多くおいでだったこともあるでしょうが、第2波への備えという意味では、医療機関の受け入れ態勢の充実と速やかな検査の実施を進めていかなくてはなりません。
保健所から病院へ
私は6月22日の本会議一般質問で、新型コロナウイルス感染症の検査の拡充について、新しい検査方法も活用し、医療機関で実施していくことを提案しました。これに対し、健康医療局長からは「今後、県ではPCR検査に加え、抗原検査などの新しい技術や手法も積極的に取り入れ、検査体制の充実を図り、新型コロナウイルス感染症の第2波に的確に対応してまいります。」との答弁をいただきました。
そして7月3日、県は臨時会見で、県が開発を進めていた最新のPCR機器も活用し、保健所が中心の検査体制から、医療機関中心の検査体制への移行を目指す「検査の神奈川モデル」の構想を発表しました。
7月6日の予算委員会で再び登壇した私は、今後のスケジュールや展開の具体的なイメージを質問。県からは、県内に約140ある200床以上の規模の病院を想定し、PCR検査が実施できるよう目指すとのことでした。
早期発見で重症化やクラスターを防ぐ
現時点で新型コロナウイルスの季節性については明らかになっていませんが、仮に秋冬に活発になりやすい感染症であれば、第2波ではインフルエンザの時期に重なることも想定されます。あるいは、昨今の東京都の感染者数の推移をみるともっと早い時期に第2波が到来するかもしれません。医療機関での検査体制を構築することは、早期発見・早期治療で患者の重症化を防ぐだけでなく、医療機関のクラスター発生を防ぐことにもつながります。いずれにしても「検査の神奈川モデル」は、県医師会や県病院協会のご理解とご協力、現場の医療従事者の皆様のご尽力がなければ実現しない全国初の構想です。県民の皆様の命を守り、安心を築くため、迅速かつ丁寧に進めなければなりません。
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あしたの川崎・日本維新の会市政報告3月28日 |
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