縁の下から世界を変える ポポロプラント(株)(中原区)
食品製造に必要なコンベアの設計や老朽化した工場の耐震化など、先進技術で産業を支える縁の下の力持ち。近年は、SDGsへの関連が強いバイオマス燃料装置の設計(目標7)や東京ガスのクリーンエネルギー基地の設計(目標9)、3Dレーザースキャナーによる文化遺産の記録(目標11)などに力を注ぐ。
前川光久代表がSDGsを知ったのは2年ほど前のこと。顧客が付けていたカラフルなバッジが妙に気になった。「調べてみて感動した。事業に共通する目標も多く、取り入れなければならないと感じた」と前川代表。約50人の社員の意識共通や、取引先とのメールの末尾にSDGsマークを添付するなど、できることは全て取り組む。メールを見た顧客から「あれ何ですか?」と聞かれることが増え、草の根活動の成果を実感しているという。
4月には「かながわSDGsパートナー」に選出された。今後は県や他企業と連携したり、区民も楽しめるカードゲームなどを導入して周知を図りたいという。前川代表は「たとえ微力であっても、日々発信を続けたい」と未来を見つめる。
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11月15日
11月8日