GO!GO!!フロンターレ 地元期待の生え抜きルーキー
「今年、川崎フロンターレで最も輝いている選手」との呼び声高いMF三笘薫選手(23)。変幻自在のドリブルと精度の高いシュートが持ち味だ。ルーキーながらリーグ5位の8得点を記録(9月12日時点)し、フロンターレ攻撃陣を牽引。宮前区出身、川崎フロンターレU─10からの生え抜き選手とあって、地元からも熱い声援が注がれている。
幼少期の思い出の地は、U─10の練習拠点として慣れ親しんだ「フロンタウンさぎぬま」だ。「鷺沼駅やたまプラーザ駅周辺にもよく出掛けていました。最近はよく友人とラゾーナ川崎にも買い物に行きます」とサッカーもプライベートも川崎市中心の生活を送る。
U─10から、フロンターレの下部組織一筋で成長を遂げてきた三笘選手。高校卒業後はトップチームへの昇格も期待されたが、筑波大学へ進学。地元川崎を離れてサッカーに励み、年代別代表にも選出された。2019年にはフロンターレの特別指定選手としてトップチームデビューを果たし、今季、晴れて正式加入となった。
しかし、そんなルーキーイヤーを新型コロナウイルスが襲い、満員のホーム・等々力陸上競技場でゴールすることは叶っていない。それでもチームはJ1新記録となる同一シーズン内での10連勝を記録するなど快進撃を続ける。「8月23日の名古屋グランパス戦は負けてしまいましたけど、その後立て直して3連勝できている。もう一度連勝記録を抜く気持ちでいます」と前向きだ。
個人のプレーにも自信を見せており、自身の持ち味を「相手DFとの1対1の場面が多いので、仕掛けるタイミングや背後を狙った駆け引きを見てほしいです」と語る。また、チームのスタイルについては「相手ゴールに近い位置でプレッシャーをかけてミスを誘発したところで一気に得点まで持ち込む場面がポイントです。中盤の選手も相手陣内に侵入することで、相手DFの隙をついてゴールを狙うことができています」と話す。
コロナ禍で苦しむ地元への気遣いも忘れない。「今はサポーターや地元の皆さんとの交流機会が持てない状況ですが、コロナが収まったら元気にお会いできるよう全力で戦います。皆さんも何とか踏ん張って川崎を盛り上げられるようにお互い頑張りましょう」。満員の等々力で大声援を受けながらゴールネットを揺らす日を思い描く。
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