川崎競輪所属の郡司浩平選手が12月30日に平塚競輪場で行われる「KEIRINグランプリ2020」(GP)に出場する。郡司選手は意気込みを語った。
約2200人の競輪選手の中から成績上位の9人だけが参戦できるGPは、その年のナンバー1を決める特別なレース。郡司選手は2年連続の出場となる。
今季は「S級S班」と呼ばれる最上位にランクされ、赤のレーサーパンツを履いて走った。「周りからの評価も変わり、精神的に気が引き締まった1年だった。レースに臨む考え方が変わった」と振り返る。
1月のレースで鎖骨を骨折し戦線離脱。その期間、日頃試さないトレーニングを取り入れ、復帰後の結果につながった。11月の「競輪祭」で初めてGI優勝。GP出場を決めた。新型コロナの影響でレースが中止になったり、無観客開催の時期もあった。「ファンの声援があって、その期待に応えることに喜びがある」と実感したという。
現在の調子は上向きという郡司選手。「地元神奈川でのGPだけに勝たなければならない。自分のレーススタイルを見せられるようにしたい」。目指すは優勝だ。
年末の競輪では、川崎競輪所属の佐藤水菜選手が28日に女子競輪界最高峰のガールズGPに出場する。
50万円を寄付
郡司選手は今月7日、新型コロナウイルス対策に役立ててもらおうと市に50万円を寄付。福田紀彦市長は「川崎に明るい話題を運んで」とエールを贈った。
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