意見広告・議会報告
県政報告 コロナ禍「新しい生活様式」における認知症支援 県会議員(川崎区選出)公明党 西村くにこ
認知症の方や御家族が安心して暮らすためには、地域で見守り、支え合える環境整備が必須です。神奈川県内では、あたかも「カフェ」のような形態で、<認知症の人><そのご家族><地域住民><専門職の方>等が集う「認知症カフェ」が、約380団体で開催されてきました。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、認知症カフェなど地域の活動はやむなく休止されてしまいました。
私はこれらの課題を踏まえ、令和2年第2回定例会で「今後は、<新しい生活様式>に即した取り組み(ICTを取り入れるなど)で、認知症の方や御家族を、確実に支援する」との視点で一般質問で提言しました。知事からは、【1】認知症サポーター養成講座のオンライン化の実施。【2】認知症の方や御家族が、タブレット端末等を活用して、認知症カフェに自宅から参加できる仕組みの検討。といった具体的な答弁を引き出すことができました。
認知症カフェのリモート開催を応援
昨年10月には県内52の認知症カフェの運営団体に221台のタブレット端末が無償で提供され、リモートによる認知症カフェが開催されるようになりました。しかしその一方で、「リモート運営に必要性を感じるが、やはりハードルが高く、開催するのは不安」とのご意見も寄せられました。こうした声に応えるため、このほど県は「認知症カフェ」のリモート開催のための<マニュアル>を作成しました。マニュアルは<主催者編>と<参加者編>の二つがあり、主催者編では事前準備や会議を充実させる機能を掲示。参加者編では、パソコンやスマートフォンを使った参加方法を紹介しています。
今後も、ICTを活用した新たな取り組みを推進し、コロナ禍における「新しい生活様式」にも対応しつつ、認知症の方や御家族が安心して暮らすことができる地域づくりを目指してまいります。
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あしたの川崎・日本維新の会市政報告3月28日 |
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