幸区ゆかりの絵本作家・故かこさとし(加古里子)さんと区のつながりを紹介するパネル(監修・加古総合研究所)が4月15日、区役所1階ロビーに設置された。
かこさんは1950年から約20年間、幸区に在住。地域生活の改善や福祉の向上を目指すセツルメント活動に取り組んでいた。主に古市場地区を中心に子どもたちと関わり、紙芝居に力を入れ、後に絵本になったものも多くある。
パネルは1・5メートル四方サイズの木製2枚で作製。その中には代表作『だるまちゃん』の人形を持ち笑顔を見せるかこさんの写真や、幸区でのセツルメント活動、その活動からうまれた『わっしょいわっしょいぶんぶんぶん』『どろぼうがっこう』『おたまじゃくしの101ちゃん』など、6作の絵本が紹介されている。
区の担当者は「区民の方にかこさんと地域の関係を知ってもらうことでより地域に対する思いを深めるきっかけになればと思います」と語る。
パネル設置にあわせ、幸図書館にはかこさんの本を集めたミニコーナーが開設された。
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