意見広告・議会報告
県政報告 「こころの声」聴く人に 県会議員(川崎区選出)公明党 西村くにこ
世界精神保健調査によれば、日本の障害有病率(精神障害に罹患する割合)は22・9%であり、精神疾患は誰でも罹患する病であることが報告されています。
加えてコロナ禍は、人々の「心」にも大きな影響を及ぼしました。
経済協力開発機構のメンタルヘルスに関する国際調査によると、日本国内のうつ病・うつ状態の人の割合は、7・9%(2013年調査)だったのに対し、新型コロナウイルス流行後の20年には17・3%となり、パンデミック後、実に2倍以上に増加していることが明らかとなりました。
心のサポーターを養成
今年5月、国は「心のサポーター」を23年度までに全国で100万人養成すると発表しました。心のサポーターとは、メンタルヘルスや精神疾患への正しい知識を持ち、地域や職場でメンタルヘルスの問題を抱える人やその家族に対し、傾聴を中心に、できる範囲で手助けをする人のことを指します。公明党神奈川県議団は、心のサポーターが養成されていくことによって、メンタルヘルスへの県民の理解が深まり、精神疾患への偏見や差別が軽減され、さらには予防や早期介入、早期治療にもつながると考え、12月の代表質問で県に対し、国のモデル事業である「心のサポーター養成事業」に手を挙げるよう求めました。これに対し、黒岩知事は来年からの事業実施を明言。
養成研修は2月から
具体的には、神奈川県に在住、在勤、在学の方を対象に、22年2月、オンライン研修が開催されます。研修ではメンタルヘルスの基礎及び、人の悩み等を聴くスキルを学びます。料金は無料。
誰もがこころの不調を経験する時代。そのサインに素早く気づき、応急手当ができる人を増やし、一人で抱え込まず、相談しやすい環境をつくってまいります。
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あしたの川崎・日本維新の会市政報告3月28日 |
4月25日