在日本大韓民国民団神奈川県地方本部(民団神奈川)などは1月8日、横浜市内のホテルで新年の集いを開催した。同じく主催する神奈川韓国商工会議所、横浜幸銀信用組合関係者や、川崎市内に事務所を構える民団川崎支部、同南武支部の関係者が顔を合わせた。
李順載(イスンジェ)地方団長は「韓日社会の冷え込みは最悪といわれるが、在日が地域住民と積極的に交流し、未来志向的な関係を築くことが大切」とあいさつ。川崎市を中心に深く影を落とすヘイトスピーチデモについても言及し「在日韓国人も地域住民として、差別をなくす取り組みを通じ、人が人として住みよい社会となるよう努力しよう」と呼びかけた。
来賓として出席した尹喜粲(ユンヒチャン)駐横浜大韓民国総領事館総領事は「在日韓国人が韓国人として誇りを持ち続け日本社会に共生できる環境を作っていきたい」と語った。
新成人 韓服で笑顔
この日は昨年度と今年度に成人を迎えた県内在住の在日韓国人を祝福する集い=写真=も開かれた。川崎区から参加した金秀妍(キムスヨン)さんはレースを重ねた韓服(チマ・チョゴリ)を着て参加。「K―POPが好きで韓国は身近に感じている。韓服を着る機会があまりないのでうれしかった」と喜んだ。幸区在住の趙亜洙佳(チョウアスカ)さんは「これまで様々な節目に韓服を着ている。大勢の人の前に立って緊張したが、祝福してもらい感慨深かった」と語った。
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