多様な人材を生かして、企業の成長や発展につなげることを考える「ダイバーシティ経営から生まれる企業バリューズ(価値観)〜多様な人材でイノベーションを創出〜」と題したオンラインシンポジウムが1月29日、開かれた。NPO法人ダイバーシティサポートかわさき(青池昌道代表)が主催した。
障害者雇用に取り組む川崎市の(株)北野書店、(有)ケイ・エム・エス、(株)スタックスと小田原市の(有)川田製作所の4社が出席し、意見交換した。
ひきこもり経験者を雇用したケイ・エム・エス代表の神居隆さんは「責任を持たせ、失敗も経験と伝えるうちに、自信をもち、仕事への欲につながっていった」と語った。スタックスの星野妃世子さんは「障害者とともに働くことにより、社内コミュニケーションの仕方が変わり、職場の空気が明るくなった」と述べた。一方、北野書店の北野嘉信さんは「その人が障害者であるかという以前に、どういう人かを知ることが大事」と強調。さらに、「社会全体の無意識のレベルでの『障害者らに対する抵抗感』をなくすことが重要だ」と訴えた。
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