幸区在住の村瀬桜さん(戸手小5年)が、1月に行われた、全国小学生ソフトテニス大会神奈川県予選会で、堂上紗萊(さら)さん(横浜市立小田小5年)とのペアで3位入賞を果たし、3月29日(火)から31日(木)に千葉県長生郡白子町で開催される全国大会出場を決めた。
村瀬さんは昨年度の4年生以下、今年度の5年生大会で1位となり、別の大会での全国出場を決めていたが、新型コロナウイルスの影響で大会は行われず、今回が初の全国の舞台となる。「諦めないプレーで、ベストを尽くす。目標はベスト8」と意気込む。
村瀬さんはがテニスを始めたのは小学2年生の時。兄の蒼さん(御幸中3年)が楽しそうにプレーしているのを見たのがきっかけだった。
現在は横須賀ドリームスポーツ少年団に所属。毎週土曜、日曜と祝日は朝から7時間、横須賀で練習。平日は週2日、川崎区の富士見公園テニスコートか、川崎マリエンのコートで学校が終わってから2時間の練習を行っている。
身長142センチメートルで、後衛を務め、決してあきらめずにボールを追う根性の持ち主。攻撃的な「中ロブ」を習得しようと練習に励んでいる。堂上さんとペアを組むようになり約2年。コロナ禍でペア練習ができない日が続いたことで、「一緒にやりたい」という気持ちが強くなり、絆も深まったという。時にはプレー中のミスがきっかけでけんかになることもあるが、「気にしないようにしている」と気持ちの切り替えも早い。母親の優子さんは「練習を嫌がったことはない。主体的に動くことはすごいことだと思う。とにかくよく走る」と娘の頑張りを称える。
川崎区・幸区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|