川崎駅西口大宮町地区の開発が進む中、カワサキデルタの南西端に位置する場所の工事が5月中旬から始まった。
同所に建設されるのは芸能事務所・ホリプロのエンターテイメントホール。施設は敷地面積約1027平方メートル、延床面積約1580平方メートル、地上4階で高さ約14メートル。音楽ライブもできる大小2つのホールのほか、会議などに使える多目的スペース、カフェを備える。屋上広場は公共空間として芝生を敷き詰め、市民が自由に過ごせるようにする。災害時を想定した防災備蓄倉庫も設置。川崎駅から直結のペデストリアンデッキからカワサキデルタを通れば雨に濡れずに施設までたどり着ける。2023年秋に開業の予定。
同社担当者によると、今年2月に行われた幸区地域デザイン会議で高校生から発案された、音楽ホールを使った高校軽音楽部の大会は、社内で実施の方向で話は進んでいるという。また、同社が普及に力を入れるARスポーツ「HADO」に川崎市が関心をもっていることから、市が共催するストリート文化の祭典「ISF」の会場としてホールを使用するなどの計画も進んでいるという。
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