意見広告・議会報告
市政報告 富士見周辺地区の再編整備計画について 川崎市議会議員 本間 賢次郎
本市では富士見周辺地区の課題解決に向け、「富士見周辺地区整備基本計画」を平成20年にとりまとめ、富士見公園や周辺施設の再整備等について議会でも活発に議論を重ねています。この間には、カルッツかわさきが開館し、教育文化会館の老朽化対策、労働会館との再編整備に向けた市民館機能のあり方、市制100周年に合わせた全国都市緑化フェアの誘致等、多くの取り組み、課題に臨んでいます。
まず、富士見公園について、昨年、「富士見公園再編整備基本計画」の策定に伴うパブリックコメントを実施し、将来像が示されました。それには、現在の駐車場エリアを分散させ、樹木を増やし、来訪者がくつろげ、イベントや交流の場となる多目的なエントランスゾーンとすること、市民広場の現在の土面の芝生化や回遊性のある空間の創出、富士見中学校と連携した市民の文化活動の拠点化、スポーツ機能の充実としてテニスコートの12面確保、相撲場、クラブハウスの設置など多くの注目点があります。緑化推進は歓迎しますが、現在の市民広場では、さまざまなスポーツが行われており、全面芝生化により実施できる競技・スポーツが限定される可能性があり、現在の利用団体等に丁寧な説明などを求めています。
教育文化会館が担ってきた市民館機能を労働会館へ移すことについては、「(仮称)川崎市民館・労働会館 管理運営計画(案)」が先月の総務・文教両委員会に示されました。市民館・教育施設が労働関係施設と合併する例は少なく、さまざまな角度から議論を行っており、今後も利用者ニーズを正確に把握しながら当地区に合った施設整備に取り組みます。
当地区は「全国都市緑化フェア」の式典会場に想定されています。皇族がご出席される花と緑の祭典の最大行事に相応しい景観や付加価値の創造が必要であり、後世にその文化・哲学を残すためにバラバラにある各計画の課題を整理し、当エリアが一体となったデザインの重要性を引き続き訴えて参ります。
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あしたの川崎・日本維新の会市政報告3月28日 |
4月18日
4月11日