市立東門前小学校6年生の川瀬大陽(あさひ)さん(12/RK蒲田ボクシングファミリー)が9月4日、後楽園ホールで行われた日本プロボクシング協会主催の第4回ジュニアチャンピオンズリーグ全国大会・U12男子45kg級で1位に輝いた。試合は1ラウンド1分、3ラウンド制。川瀬さんは3ラウンド12秒でTKO勝ちを収めた。1ラウンドはジャブで相手との距離を取りながら様子を見て、2ラウンドでは相手が下がった時に前に出てフックで相手のバランスを崩しダウンを奪った。3ラウンドは勝負に出てストレートとフックで2度目のダウンを奪い勝利した。
川瀬さんは「課題だったメンタルの弱さを克服して勝てたのでうれしかった」と笑顔を見せた。同大会の予選にあたる東日本大会で、相手が下がっているのに強気になれず、前に出て攻められなかったことを後悔していたという。
川瀬さんがボクシングを始めたのは小学1年生。格闘技好きの母親に勧められ同ジムに入会。それまでテレビでボクシングの試合を見たこともなかったという。川瀬さんを指導する遠藤清平キッズコーチは「教えられたことを素直に試して自分のものにする吸収する力がすごい」と川瀬さんを評価する。
川瀬さんは「将来は井上尚弥選手のようなプロボクサーになりたいです」と夢を語った。
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