市政報告 子どもたちの笑顔のために、教育環境の更なる整備を要望 川崎市議会議員(幸区選出) 加藤孝明(たかあき)
令和4年度第4回川崎市議会が閉会しました。今議会では小児医療費助成制度の拡充、高齢者のインフルエンザ予防接種の無償化、物価高騰対策等が可決しております。今欄では文教委員会の所属として取り上げ、要望した事項についてご報告いたします。
学校遊具の設置に向けて
令和元年度に他都市で起きた事故を契機として、本市では市立小学校及び特別支援学校に設置された遊具の安全点検が一斉に実施され、現在では定期点検も行われております。これにより、子どもたちの安全が守られるようになった一方、多くの遊具が姿を消しています。一斉点検が実施された令和元年度から令和3年度までの間、撤去された遊具が148基に対し、設置された遊具は半数以下の68基です。例えば、川崎小学校では、11基あった遊具のうち、7基が使用禁止(6基が撤去済み、残る1基も撤去予定)となったのに対し、新たに設置されるのは教科活動に使用する3基のみの予定です。そこでPTAが中心となり、プロジェクトを立ち上げ、寄付金を募り、子どもたちの笑顔のために、コンビネーション遊具の設置を目指しています。
また、校庭開放に向けた「みんなの校庭プロジェクト」におけるアンケートでは、児童から校庭で遊びたい内容として「遊具を使った遊び」との回答も挙がっています。コロナ禍により、様々な機会が失われている子どもたちにひとつでも多くの思い出を残してもらえるよう、学校の意向に合わせて子どもたちの意見も積極的に取り入れ、必ずしも教科活動に使用しない遊具の設置も前向きに検討するよう、要望いたしました。
議員生活1周年
議員生活も1年を迎えます。今年度は文教委員会に所属し、教職員の負担軽減に向けた働き方改革、保護者等への配布資料のデジタル化、冬季を前にした一般教室への空気清浄機の導入等を質問・要望いたしました。今後も教育環境のさらなる向上に努めてまいります。
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11月22日
11月15日