川崎区・幸区 教育
公開日:2022.11.04
保護者がSDGs授業
東小倉小で
市立東小倉小学校(幸区東小倉/坂本正治校長)体育館で10月20日、6年生を対象に「SDGsに向かう大人たち」と銘打った、児童の保護者による特別授業が行われた。
食品会社、広告代理店、通信事業、テレビ局、建設業、 行政関係、機械メーカーなど多様な業種に勤める13人の保護者が参加。児童が興味のある職業の保護者のブースを回り話を聞いた。保護者は各会社でのSDGsに対する取り組みや、自身の仕事について、パソコンやパネルを使いながら説明を行った。
広告代理店・博報堂の山本洋平さんは、同社がSDGsロゴマークの日本語訳をつけた事例を紹介。児童らは分かりやすい言葉を使うことで、SDGsを広めるという取り組みの仕方もあると知り、感心していた。
NTTドコモの清水宣暁さんはNTTグループが日本の電力の1%を使っていることを説明。そのため、同グループでは2030年までに、温室効果ガスの排出量と吸収量を差し引きゼロにする「カーボンニュートラル」を達成させるための取り組みをしていることを紹介した。
授業を聞いた八木原知佳さんは「小さなことから始めて、継続すること、仲間と協力することが大切だと改めて思いました」と感想を話した。
山本さんは「子どもたちはSDGsを自分事化しようと、しっかり勉強しているなと感じた。彼らが大人になった時、我々世代よりずっと良い仕事をすると思う」と期待を述べた。
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