二酸化炭素(CO2)排出量の削減につながる製品や技術を認定する「低CO2川崎ブランド」の2022年度認定式が11月17日、カルッツかわさきで開かれた。大賞には花王(株)川崎工場(川崎区)の衣料用濃縮液体洗剤「アタックZERO」と、(株)タマック(多摩区)のゼロエネルギー住宅「Vita―Z」が選ばれ、その他8社の製品・技術・サービスが認定された。
アタックZEROは、独自開発した界面活性剤「バイオIOS」を採用し、高い洗浄力とサステナブル性を両立。容器包装プラスチックの削減などによりCO2排出量を削減した。Vita-Zは太陽光発電による創エネと高い断熱性による省エネ性能を併せ持ったネットゼロエネルギーハウス(ZEH)で、断熱性能向上によりCO2排出量を削減している。
運営を担う低CO2川崎ブランド等推進協議会の足立芳寛会長は「川崎市は2050年に、CO2排出量実質ゼロを目標に掲げている。この取り組みを広げ、目標に向け貢献、発展してほしい」と話した。
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