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川崎区・幸区版 公開:2023年2月3日 エリアトップへ

いしあたまさん 落語創作 祝う市制100年 さいわい寄席主宰

文化

公開:2023年2月3日

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清流亭いしあたまさん
清流亭いしあたまさん

 さいわい寄席の主宰者でアマチュア落語家の清流亭いしあたまさん(本名深見政則/幸区古川町在住)が2024年の川崎市制100周年を盛り上げようと、創作落語『今も昔もこれからも』を完成させた。

 いしあたまさんは文化振興・地域活性化の一助になればと、昨年夏から創作活動を開始。「市制100年になってからでは遅い。カウントダウンが始まりだしたところで完成させよう」と心に決めていたという。

 構想に当たっては川崎市を俯瞰。人口約5万人で誕生した川崎市も今や人口150万人を突破。SDGs、太陽光、先端技術、研究開発、水素エネルギーなど未来へ向かって成長し続けている。「今も昔もこれからも…オチは決まった」と、いしあたまさんは創作活動を本格化。マクラには格調高く『川崎市歌』を入れ込み、落語でおなじみの八っつぁん、熊さんが登場して7区の歴史を小噺や洒落を折り込みながら展開。各区の話はこれまで作り上げた「六郷の渡し」や「夢見ケ崎太田道灌外伝」などの作品をベースに書き直したという。20分間にまとめあげた落語の出来栄えについて、いしあたまさんは満足げだ。

 いしあたまさんは、そろばん塾を主宰する傍ら、長年「いしあたま」のペンネームで各新聞の時事風刺コント・川柳欄の常連として活躍。「月間賞」「年間賞」を多数受賞している。43歳の時に見た寄席をきっかけに「座布団の上にのって話してみたい」との思いに駆られ、落語にのめり込んだ。1994年には「一度でいいから真打ちと一緒に共演したい」と「さいわい寄席」を旗揚げ。以来約30年に渡り、春・秋、年2回、幸市民館で公演を続け「川崎の名物寄席」として知られる。16年には「川崎市文化賞」を受賞した。

 さいわい寄席はこの2年、コロナ禍で休止を余儀なくされ、今春も不透明な状況。いしあたまさんは「年内で市内100人規模の寄席で披露できれば」としている。

かわさきジャズは今年で10周年

川崎市内で20公演のホールライブと100ステージ以上の地域イベント

https://www.kawasakijazz.jp/

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