川崎フロンターレDFで背番号「7」をつける 車屋 紳太郎さん 30歳
「責任感」ひしひしと
○…昨シーズン王者の横浜F・マリノスとの開幕戦は「スタートダッシュを切れるか重要な一戦」ときっぱり。「直接対決はJリーグを盛り上げる意味が込められていると思う。楽しませるプレーを見せたい」と力を込める。プロ入り9年目の今季のキーワードは「責任感」。守備の要としての存在感の発揮に周囲からの期待は大きい。とりわけ「熊本兄弟」として幼少時から共にプレーし、カタールへ移籍した谷口彰悟選手の「穴を埋めねば」との思いを強く抱く。「チームを引っ張り、いいニュースを届けられれば」
○…6年ぶりのタイトル無冠に終わった昨季。シーズンオフ直後は、結果を受け入れられず、悔しさだけが残った。タイトルは自身のサッカーキャリアの評価を上げることにつながることを再認識。国内主要タイトルに加え、アジア各国の強豪チームと対戦するAFCチャンピオンズリーグ(ACL)にも参戦。これまで何度も悔しい思いをしてきた。「敗退するたびに周囲から厳しい批判を受けてきたが今年こそ結果を残したい」と闘志をみなぎらせる。
○…昨シーズンの終盤に肉離れを起こしたことから、オフ期間中は同じくリハビリに励む大島僚太選手と共に体づくりを行った。そのかいもあって、キャンプに入ると体のキレの良さを実感。フィジカルの強さに手応えを感じているという。必勝祈願では「一年間、プレーで成長できる」ことを願った。
○…商店街あいさつ回りでは武蔵小杉エリアを訪問。3年ぶりのサポーターや市民とのふれあいに「懐かしい感じがした。多くの方に支えてもらっていると再認識した」。今季は「フロンターレらしくピッチ外での交流も楽しんでいく」ことも目標に掲げる。
|
|
|
|
|
|
4月11日
4月4日