剣誠会創設メンバーで、現在は子どもたちに指導する 小林 沖枝さん 幸区古市場在住 62歳
師の教え胸に励む
○…塚越中学校を拠点にする子ども中心の剣道団体、剣誠会。同会の少年剣道教育奨励賞受賞を受け、「勝ち負け以上に礼儀、しきたりを大事にした恩師の教えが認めれたことがうれしい」と喜びを語る。石川記念武道館で剣道の指導をしていた故・樋川芳久さんの教えを子どもに受けさせたい一心で2002年に剣誠会を結成。樋川さんの勧めで自身も41歳から剣道を始めた。20年稽古に励み今や6段の腕前。「一生続けられる剣道を教えたい」という思いで指導を続ける。
○…剣道の醍醐味は「対峙した相手が何を考え、どう動いてくるかという恐怖に勝ち、打てた時の快感」という。稽古の成果の実感、負けた時の反省など自分の内面と向き合うことの大切さも子どもたちに伝えたい。
○…体を動かすことが好き。20代はジャズダンスに熱中し、コロナ禍で稽古が出来なかった時はランニングに励んだ。「100メートルから始めて今では12キロまで走れる」と笑顔。次はダイビングにも挑戦したい。一方、子どもの頃は音楽家志望。父の事業の失敗から音大進学は断念したが、高校2年のとき、エレクトーンを近所の子どもに教えたことが評判になり、自宅で教室を開いた。譜面を読めない子どもがどうしたら弾けるか工夫しながら教えたことが、道場での指導にも生きる。
○…剣道経験者の夫が何事にも泣き言を言わない姿を見て、「男の子が生まれたら剣道をやらせよう」と思った。一昨年、28歳で6段となった次男はいま、剣誠会で共に指導にあたる。「私が6段をとれたのは息子が指導をしてくれたから」と感謝。昨年12月にはその次男に初孫が誕生し、小さな竹刀をプレゼントした。3代での剣道が今から楽しみで仕方ない。
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4月4日
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