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市政レポート 3歳児健診 視覚検査に新たな検査機器を導入! 目の異常は早期発見と1日も早い治療が重要!!自民党 川崎市議会議員(幸区) 野田 まさゆき
母子保健法では、子どもの心身の発育、栄養状態、先天的な病気の有無などの確認を目的とした健康診査(以下、健診)を市町村に対して義務付けており、対象は1歳6か月を超え満2歳に達しない幼児と満3歳を超え満4歳に達しない幼児に行われています。
川崎市では3か月、7か月、5歳になったお子様に対し市内協力医療機関による個別健診を実施、1歳6か月、また3歳6か月になったお子様に対し、各区役所で身体計測、医師による診察、歯科健診、発達や栄養等の相談などの健診を実施。3歳児健診の令和3年度実績は、対象者1万2962人に対し、受診者は1万2340人、受診率は95・2%となっています。
従来の眼科健診は調査票と家庭の検査
目の異常を早期に発見し適切な治療につなげるため、従来は診査当日に提出する調査票をご家庭で記入、加えてご家庭で検査を実施し、3歳児健診受付時にその調査票を回収し、2次検査が必要なお子様は後日検査を実施していましたが、新たに屈折検査機器の導入により健診当日に精度の増した検査が可能となりました。
令和4年度予算で屈折検査機器を導入
屈折検査は片眼性の弱視等の検出に有効とされています。国は乳幼児の弱視等は早期発見で治療が可能として令和4年度、市町村が屈折検査機器等の整備を行う際に活用可能な補助事業を予算計上、本市でも今年度、検査機器が購入されました。
それに伴い、本年1月から幸区と多摩区で3歳児健診時に機器を使った新たな検査を先行導入、令和5年度初旬には全区に展開予定です。
正常範囲外は早期に市内眼科医で相談を
これまで通り家庭で調査票の記入と検査を行います。その後、3歳児健診で屈折検査機器による検査で正常範囲外と判断された場合は医療機関で検査を受けることとなります。また、屈折検査機器での検査で問題がなかった方も事前のご家庭での調査で所見があった場合は2次検査を受けることとなります。医療機関の受診が必要な場合は、早期に市内の眼科医にご相談下さい。
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野田雅之
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