重い心臓病を患う五十嵐好乃さん(11)の米国での移植手術を目指し、募金活動を行ってきた支援団体「このちゃんを救う会」はこのほど、募金額が目標の5億円に達しと発表した。
好乃さんの父親、好秀さん(46)によると現在、渡米の準備を進めており、チャーター機の手配や受け入れ先の病院、渡航時に同行する医療従事者の調整などを行っているという。すべての準備が整い次第、渡航日を決める。「娘の体調を考えればすぐにでも渡米したいが調整が難航している。4月か5月には行けたら」と希望を語った。
遊技場組合が寄付
川崎市遊技場組合(小林昇組合長)は3月20日、31万6112円を同会に寄付した。
昨年12月、組合として募金に協力しようと加盟店69店舗に募金箱を設置。3月10日までに同額が集まった。
好秀さんは「活動期間が長期化すると思っていた中で、市遊技場組合から県、全国へと活動が広がり、高額の寄付もいただけた。たくさんの人に助けられた」と感謝を口にした。
小林組合長は「微力ながら目標金額達成の力になれてうれしい。無事、手術を終えて元気になって帰ってきてほしい」と語った。
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