東海道川崎宿が設置されて400年の節目を祝う「東海道川崎宿場まつり」が22日(土)、川崎区宮本町の稲毛神社と稲毛公園で開かれる。川崎区はメモリアルイヤーのキックオフイベントと位置づけ。今後実施される400周年に絡めた様々な企画を通じて、市民の地元愛の醸成を図っていきたい考えだ。
東海道川崎宿場まつりは、川崎区内をはじめとした企業や団体などでつくる「川崎宿起立400年プロジェクト推進会議」(鬼塚保会長)によるプロジェクトの一環。実行委員会(木村教義実行委員長)が準備を進めている。プロジェクト推進会議事務局の川崎区役所によると、400周年記念イベントはこのほか、東海道各地の宿場関係者がカルッツかわさきに集まる「東海道シンポジウム川崎宿大会」の開催、スタンプラリーや六郷渡し場イベントなどを予定。また、東海道沿いに行灯のような中間灯を設置して宿場町らしさを演出するなど、新たなにぎわいや街並みをつくり出す取り組みも行われている。
三角おむすびレシピコン決選投票
今回のまつりは昨年まで行われていた東海道川崎宿2023まつりの規模を拡大。記念式典も行われる。
三角おむすび発祥の地にちなんだ恒例の「三角おむすびレシピコンテスト」の決選投票では「塩さば柚子胡椒マヨむすび」「ベーコン・ひじき・のらぼう菜のお祝いお結び」を販売。購入者の投票で優勝作品を決める。ステージイベントでは太鼓や傘芸をはじめとした和風曲芸や紙芝居、おてもやん、『川崎おむすび音頭』を披露。ミニ歴史ガイドツアーや麦わら細工絵ハガキ作成、版画製作、塩作り体験イベントも実施。菓子、東海道タコス・豚汁・焼売・餃子・地酒・駄菓子の販売も行われる。木村実行委員長は「東海道川崎宿のの町は、震災や空襲で焼失する前と戦後形成されていったものがある。まつりは時間を超えて両者をつなげる、魅力あるものにしていきたい」と語る。開催時間は午前10時から午後5時30分まで。雨天決行。
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