夢見ヶ崎動物公園(幸区南加瀬)の緑の保全活動を行うボランティア団体「さいわい加瀬山の会」(成川七郎会長)が設立20年を迎えた。4月21日に行った20回目の総会には、関係者らが出席し節目を祝うとともに、緑豊かな加瀬山を守り育てる決意を新たにした。
同会は2003年2月、区民有志らが集い市民に潤いを与えるために加瀬山の緑の保全や育成活動をするという目的で設立。月3回の活動で年間を通じ草刈り、植木の剪定(せんてい)、花壇などの整備を行っている他、イベントに参加し竹細工や昔遊びなどを子どもたちに教えている。
総会であいさつに立った成川会長は「20年の節目を迎えられたのも健康で加瀬山を守ってきた会員一同のおかげ」と感謝を。「今年は中止だったイベントも行われる予定で活発に活動していきたい」と語った。
赤坂慎一幸区長は書面で祝辞を贈り、日頃の緑化保全、環境美化など日頃の活動に対する感謝を伝えた。来年の川崎市制100周年で実施される「全国都市緑化かわさきフェア」への協力を呼び掛けた。総会には幸区日吉出張所の和泉千栄美所長、夢見ヶ崎動物公園の鈴木友園長が来賓として出席し、節目を祝福するコメントを寄せた。
総会では、今年度の予算案や活動予定も提出され、会員の拍手で拍手で承認された。
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