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川崎区・幸区 意見広告

公開日:2023.04.28

県政報告
令和5年第1回定例会厚生常任委員会質疑から
県会議員(川崎区選出)公明党 西村くにこ

 先の統一地方選挙で4期目の当選を果たすことができました。改めて第1回定例会を振り返り、ご報告いたします。今後も、さらなる県民サービスの充実のために邁進してまいります。

妊孕性温存治療の助成対象を拡充

 妊孕性温存治療とは小児がんやAYA世代のがん患者の方が、治療の経過で「妊孕性(妊娠しやすさ)」を失うことがあるため、精子や卵子等を凍結し将来に備える治療です。神奈川県では私の代表質問での提案を受け、国に先立ち「妊孕性温存治療の助成制度」が実施されていました。このほど、助成の対象に、温存後生殖補助医療(凍結した検体を用いた不妊治療)も含まれることになりました。

リトルベビーハンドブックの普及啓発

 リトルベビーハンドブックとは、低体重で生まれた小さな赤ちゃんのための母子手帳のサブブックです。令和3年9月の代表質問で提案し、間もなく完成します。完成後は、小さく生まれた赤ちゃんとそのご家族への理解を広げるため、県内自治体の保健師等の方々に研修の場を持つことになりました。研修ではリトルベビーの母親からも当事者の思いを語っていただく予定です。

子どもの訓練は無償!筋電義手の活用促進

 物をつかむ等の動作ができる「筋電義手」。私は、筋電義手の普及に一貫して努めてまいりました。利用者の負担を軽減するため、私の提案を受け開設された「筋電義手バンク」には1500万円を超える寄付が寄せられ、義手購入費に充てることができるようになりました。これにより、希望者は無料でオーダーメイドの練習用筋電義手を入手し、リハビリが受けられます。費用は初診時1970円、再診時1330円(3割負担の場合)。子どもの場合は、お住いの市町村の小児医療費無償制度の対象年齢であれば、無償で訓練を受けられます。このほど、普及啓発のための動画が完成し、神奈川県HPで公開されています。

西村くにこ

横浜市中区日本大通り1番地

TEL:045-210-7630

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