かわさきジャズ実行委員会(草壁悟朗実行委員長)は6月5日、今年のイベントへの協力を求め、ネット上で支援資金を募るクラウドファンディング(CF)を開始した。イベントの中でも、収益性のない川崎市内7区で開く市民参加型の無料ライブの継続を目指す。
同イベントは、2015年から開催され、ホールでのコンサートをメインに市民が活躍する無料ライブなどを広域にわたり開催し市全域を盛り上げてきた。これまでイベント費用は、市の負担金や国の補助金(文化庁文化芸術振興費補助金)を利用していたが、今年度は国の補助金が不採択となり、イベント全体の運営資金が不足する状態となっている。
今回、資金を募る無料ライブは、「かわさきジャズLIVE!Rainbow」という愛称で親しまれている主要な事業。昨年は市内7区8カ所の商業施設や広場などで45組268人が演奏を披露した。
支援資金の金額は、5000円から40万円まで21種類あり、それぞれ、Tシャツやエコバック、高額なものはバンドが演奏に行くなどの特典が用意されている。
同イベント事務局長の前田明子さんは「プロアマ問わず市民の方々がさまざまなところで演奏する無料ライブを続けていきたい。皆さまのご支援をお願いします」と呼び掛けている。
申し込みは「かわファン」(https://kawafun.com)のページから可能。目標金額は400万円で、7月31日まで行われる。
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