川崎市の感染症情報によると、第23週(6月5〜11日)までに腸管出血性大腸菌感染症が13人報告されており、過去5年の同時期と比べ最多を更新している。市は手指消毒の徹底など予防対策を呼び掛けている。
例年6月中旬から患者数が増加するが、今年は5月下旬から報告数の増加がみられ、動向調査の第21週(5月22〜28日)までで9人が報告され、過去5年の同時期で最多となり感染者数の増加が続いている。
市によると症状は、激しい腹痛や下痢及び血便だが、特に小児や高齢者は、重篤な合併症を引き起こし、命に関わることもあるという。
市は「食事前や排便後の手洗い手指消毒に加え、生肉や加熱不十分な肉を食べることは避け、生野菜も流水でよく洗い、まな板も使うごとに洗剤で洗ってください」と話した。
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