JICA(独立行政法人国際協力機構)ボランティアの2023年度1次隊として任地に派遣される市内在住者と市職員の3人が7月11日、市長を表敬訪問した。
福田紀彦市長のもとを訪れたのは、市立渡田小学校(川崎区田島町)教員の目黒真里奈さん、市在住の会社員の渡邉隆之さん、元真福寺小学校教員の渡邊寿子さん。目黒さんは青年海外協力隊として8月から25年3月まで、モザンビークのショングエネ初等教員養成学校へ派遣。渡邉隆之さんは今月から25年7月まで青年海外協力隊としてエルサルバドルの教育科学技術省へ、渡邊寿子さんは今月から25年7月までシニア海外協力隊としてモンゴルのモンゴル国立教育大学へ派遣される。
目黒さんは「教員養成校で18、19歳の日本でいう大学生に当たる学生に主に算数やクラス運営法を考える活動をできれば」と抱負を。また、川崎市での10年ほど小学校の教員経験を踏まえ「地域に根差した相手の思いに寄り添った活動をしに行く」とも述べた。
福田市長は「現職の中での挑戦は素晴らしい。1年8カ月の経験をぜひ川崎に持ち帰っていただき、教員として子どもたちに伝えてもらいたい。あらゆる面で子どもたちに良い影響を与えてくれる」とエールを送った。
3人の派遣先はいずれもJICA派遣の前任者がいない場所であることから福田市長は「パイオニアになられる方。やりがい、また増しますね」と現地での活躍に期待を寄せた。
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