重い心臓病を患い、米国での移植手術を目指していた五十嵐好乃(この)さん(11)=幸区=の支援団体「このちゃんを救う会」は7月13日、国内での手術を終えたと公表した。「ドナーとなって下さった方のご冥福を謹んでお祈りするとともに、ご家族の方のご決断に心より感謝申し上げます」と、同会はウェブサイト上に感謝のメッセージをつづる。公表の時期について、臓器移植法に定められた様々な配慮からこのタイミングとなったと説明する。
好乃さんは21年5月に拡張型心筋症との診断を受け、病気の進行を止めることが難しいことから心臓移植を決断。5億円を目標に、昨年11月14日から募金活動を展開していた。
寄せられた募金について同会は、好乃さんのリハビリ、経過観察などの期間を経て回復を見守りながら会計報告を行う。余剰金が発生した場合は、心臓移植を必要とする人や関連活動へ寄付する意向を示している。
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