流しそうめんを楽しむ小学生たち
障害者の就労支援を行う「ＮＰＯ法人 エミフル」（千葉裕明理事長）と川崎区小川町の教安寺（野呂幸裕住職）は８月８日、教安寺境内で地域向けのイベント「みんなのごはん」を開催した。
５回目となる今回はカレーライスやかき氷の提供に加え、流しそうめんを実施。約20人の小学生が参加した。そうめんのほかに、ミカンやパイナップルなどのフルーツを流すと、子どもたちから歓喜が上がった。イベント終了後には、地域の人から寄付された米やレトルト食品を詰め合わせた「もぐもぐセット」を受け取った。
参加した高久美桜さん（８）は「流しそうめんをするのは初めてだった。流れてくるそうめんを取るのが楽しかった」と笑顔を見せた。
「ＮＰＯ法人 エミフル」は同寺の会館を拠点に障害者の自立支援に取り組んでいる。美化・清掃活動などを通して地域貢献をするとともに、障害のある利用者がさまざまな体験をする機会を支援している。同イベントの準備も利用者が中心となって行った。
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