北加瀬こども文化センターと日吉小学校わくわくプラザを利用する小学生38人が8月7日、幸区の加瀬山でセミの抜け殻探しを行った。同地域の緑の保全を行っているボランティアのさいわい加瀬山の会(成川七郎会長)が主催した。
この日は、川崎市公園緑地協会の職員が講師を務め、セミの種類や抜け殻の見つけ方を伝えた。
子どもたちはセミの幼虫が出てきた穴などを手掛かりに、葉っぱの裏をのぞき込んだり、木の上を見上げたりしながら抜け殻を探し、見つけると元気な声で「見つけた!」「あったー」と、用意した紙袋の中へ抜け殻を入れていた。
集めたのはアブラゼミ430個、ミンミンゼミ59個、ニイニイゼミ37個、ツクツクボウシ2個で計528個だった。
セミは種類によって生息地域が異なっていることから、市内の環境や温度の変化、土地利用変化が把握できる。
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