川崎区・幸区 トップニュース文化
公開日：2023.09.29
ミューザ川崎
20周年コンサート 若者に
柔軟な発想や視点に期待
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ミューザ川崎新シンフォニーホール ©T.Tairadate
ミューザ川崎シンフォニーホール（幸区大宮町）は、２０２４年に行う開館20周年と川崎市市制１００周年を記念した「アニバーサリーコンサート」を企画制作する若手プロデューサーを募集している。東京交響楽団が演奏するコンサートの企画案を募り、同ホールスタッフと共に作り上げる。
プロデューサーは、コンサートの演奏曲目や内容をはじめ、照明などの舞台演出、チケット販売に関する広報など公演全体の管理を担う。今回は、20周年にちなみ20歳前後（高校生から25歳まで）の個人またはグループから公演の企画案を募る。
同ホールでは13年から毎年、開館記念日と市制記念日の７月１日に開いているイベント「ミューザの日」で、小学生を対象にした「ジュニアプロデューサー」事業を行っている。公募で集まった小学生とスタッフが共にミニコンサートを作り上げる企画で、音楽に深く関わることができ、経験が自信にもつながると保護者からも好評を得ている。
今回の企画は、そのノウハウを生かし、記念のコンサートを若者と共に作り上げようというもの。同ホール事業企画課の佐藤容子さんは「クラシック音楽は、どこか敷居が高いと感じている人は多い。フレッシュな視点や柔軟な発想で子どもから大人まで親しめる企画を提案してほしい」と期待している。
応募は、同ホールウェブサイトの専用フォームから「コンサートの副題」「コンサートのコンセプト」「コンサートの企画案・アイデアの種」などを記載し申し込む。演奏を受け持つ東京交響楽団の指揮者・原田慶太楼氏や同ホール担当者が審査員を務め、企画案の中から１組を選出する。申込期間は10月20日（金）まで。書類審査やプレゼンテーションを行い結果発表は11月１日（水）。コンサート本番は開館記念日直前の24年６月29日（土）に行われる。
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