川崎商工会議所サービス業部会「かわさき観光研究会」は9月26日、「かわさき南部エリアの魅力再発見ツアー」を行った。
研究会は川崎市の観光や文化を盛り上げて経済活性化につなげることを目的に昨年設立された組織。今年3月に第1回目のツアーを開催し、市北部の魅力スポットを視察した。
今回は川崎大師平間寺、久寿餅の製造・販売を行う住吉、東亜石油京浜製油所などを見学。ライフサイエンス・環境分野を中心にした研究所が集積する殿町のキングスカイフロントの中核施設「LiSE(ライズ)」では、ナノマシンで体内の異常箇所の芽を摘む「体内病院」の実現を目指す研究で今年のノーベル化学賞候補者として注目を集めた片岡一則氏の取り組みについて担当者から説明を受けた。昼食には多摩川スカイブリッジを渡り、空港第3ターミナル内のレストランまで足を運んだ。参加者からは「羽田と川崎がこんなに近いと思わなかった。このメリットを活用した方がいい」との声も聞かれた。阿部勝部会長は「インバウンドのヒントを共有することができた。これを次の経済活性化に役立てていきたい」と語った。
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